カーポートの支柱の基礎コンクリートが割れています。

カーポートのコンクリート補修 カーポートのコンクリート補修

縦に伸びているヘアクラックは、経年劣化による表面的なひび割れなので今回は補修せず
壁側に出来ている、構造クラック部分の補修を行いました。

ハッキリと割れてしまったコンクリート部分は、
そこから雨水などが侵入し、内部の鉄筋を錆びつかせ
錆びた鉄筋は膨張し、さらにコンクリートを破壊する恐れがあります。

今回はご近所(鴨川町内)ですぐに終わる作業でしたので、
お客様をお待たせしない様に日曜出勤して補修してきました。

カーポートのコンクリート補修 カーポートのコンクリート補修
支柱の基礎を補強するためにも、支柱周りをしっかりと固めておきました。


ヘアークラックと構造クラック
クラックとはひび割れのことです。コンクリートがひび割れる原因はいくつかありますが
ヘアクラック(ヘアラインクラック)と言われる、0.2mm〜0.3mm以内の細いひび割れであれば、およそ問題はありませんので、補修の必要もありません。

構造クラック(0.3mm以上のひび割れで、深さが0.5mm以上あるもの)は、コンクリートのひび割れから雨水などが侵入し、内部の鉄筋がさび付き構造体の強度が低下してしまうため、必ず補修しなければいけません。